病院について知ろう!

医師や看護師の職場となる病院について詳しく知る

病院の定義と機能

病院の定義と機能

病院には様々な診療科目が設けられています。そして、病院ごとに役割があり、それぞれの目的に沿って医療を提供しています。ここでは、病院の定義といった基本的な部分から、病院の持つ機能やクリニックとの違い、そして今後どのような役割が求められ、どのような変化が求められていくのかについて紹介していきます。医療職として働くにあたって、どのような病院が自分に合っているのかを判断するために、基本的な部分についてまずは把握していきましょう。

高齢化社会がもたらした病床機能分化

高齢化社会がもたらした病床機能分化

近年急速に進む高齢化の影響を受け必要性が高まっている病床機能分化について紹介します。高齢化が進み、治らない病気を持つ患者が増加しました。そのため、病気と共存しながら生活の質を上げるための医療が必要になっています。現行の病床機能をさらに細分化し、どこの地域に住む人にも適切な医療を提供できるようにすることが目的です。今度、各医療機関にどのような影響が及び、どのような変化が求められるようになるのかを紹介していきます。

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病院とクリニックの違い

病院とクリニックの違い

病院とクリニックの違いはどこにあるのかを紹介していきます。ぼんやりとしたイメージはつくかと思いますが、病院とクリニックでは規模感が大きく違います。具体的には、病院は20人以上の患者が入院可能な医療機関で、クリニックは入院設備がないか、もしくは19人以下の患者が入院可能な医療機関を指します。また、それ以外にもスタッフの配置基準や働くうえでの違いがあります。病院は診療科目が複数あるので、それに伴って多くの医療スタッフが必要になります。

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病院の機能

病院の機能

病院の持つ機能について、4つの機能に分けて紹介していきます。まず、代表的なものが「外来機能」と「入院機能」です。外来は患者が病院に来院し、診療や検査を受けて料金を支払うものです。入院は、診療を受けたり、かかりつけ医から紹介されるなどして入院した後、回復に向けて治療を行っていくものです。そして、高齢化が進んだことにより重要性が高まっているのが「在宅機能」です。病院に行けない、あるいは自宅療養を望む人に向けて医療を提供します。また、「予防医療」も病院の持つ大切な重要な機能のひとつです。

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病院の種類と定義

病院の種類と定義

ここでは基礎知識として病院の種類と定義について紹介していきます。病院と一口に言っても様々な種類があり、それぞれに異なった特徴があります。病院の種類は、「開設者」と「機能」の面から区分することができます。病院を開設できるのは公的組織か非営利法人組織のみですが、行政法人や医療法人、自治体、大学などに分けられます。また、機能別だと「一般病院」「特定機能病院」「地域医療支援病院」に分けられます。それぞれの違いを知りましょう。

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